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開発者がFusion Driveの機能を古いMacでも動作可能に

ジョーダン・カーンのアバター 2012年10月31日午前9時28分(太平洋標準時)

Appleの新しいハイブリッドSSD/HDD Fusion Driveオプション、新型iMacとMac miniに搭載されるオプションについては、まだ多くの情報が残されています。本日、開発者Patrick Stein氏がMac Pro 10.8.2上で独自のFusion Driveソリューションを構築する方法について詳細に解説したブログ記事を数件掲載し、Fusion Driveがどのように機能するのかについて少しだけ情報が得られました(MacRumors経由)。Stein氏は、diskutilを使用して、接続された120GB SSDと750GB HDDをOS Xに単一のドライブとして認識させ、驚くべきことに、わずかな設定でFusion Driveのような機能を発揮させることに成功しました。MacRumorsは次のように説明しています。

その後、スタイン氏はセットアップのテストを進め、まずSSDにデータを書き込み、SSDがいっぱいになったら従来のハードドライブに書き込みました。従来のハードドライブに最初に書き込まれたデータに優先的にアクセスすることで、スタイン氏はデータが自動的にSSDに転送され、アクセス速度が向上する様子を確認できました。プロセスを停止すると、システムは自動的にデータを従来のハードドライブに戻し、最後のステップとしてスタイン氏は再びデータにアクセスし、約1時間後にデータがSSDに引き戻されるのを確認しました。

詳細はSteinのTumblrをご覧ください。ArsTechnicaでもFusion Driveの詳細な解説が掲載されています。

これらの調査結果に基づくと、Fusion Driveは確かにOSの基本機能であり、Core Storage内に含まれているか、OS X 10.8.x(Jollyjinxは下部で10.8.2を使用していると記しています)に組み込まれているようです。Fusion DriveはSATAバス経由で読み取られるSMART情報に基づいてドライブのSSD性を検出しているようですが、AppleはMicrosoftのSSD検出方法を使用して、接続されたドライブのスループットを単にテストしている可能性もあります。Core StorageボリュームにHDDとSSDが含まれている場合、Fusion Driveは自動的に有効化されるようです。