
Google LatitudeがiPhoneでも使えるようになりました。ただし、これはウェブアプリです。Googleが「従来型」アプリを開発しなかった理由について、興味深い情報があります。
私たちはAppleと緊密に協力し、iPhoneユーザーにとってAppleが最善と考える方法でLatitudeをiPhoneに導入しました。iPhone向けLatitudeアプリケーションを開発した後、Appleは、Googleマップタイルを提供するiPhone版マップとの混同を避けるため、Latitudeをウェブアプリケーションとしてリリースするよう要請しました。
GoogleはAppleと同様に、ウェブブラウザの機能向上に継続的に取り組んでいます。iPhone 3.0でSafariが位置情報にアクセスできるようになったため、Latitudeウェブアプリの開発は自然な流れでした。今後もAppleと緊密に連携し、便利なアプリケーションを提供していきます。EarthやYouTubeといったiPhoneネイティブアプリや、GmailやLatitudeといったウェブアプリも開発していく予定です。
残念ながら、iPhoneにはアプリケーションをバックグラウンドで実行する仕組みがないため(ブラウザベースのウェブアプリも同様です)、Android、Blackberry、Symbian、Window MobileのLatitudeユーザー向けに提供しているような、バックグラウンドでの継続的な位置情報更新を提供することはできません。しかしながら、アプリを起動するたびに位置情報が更新され、フォアグラウンドで実行されている間も継続的に更新されます。もちろん、友達の居場所を確認することもできますので、Latitudeで様々な楽しみ方をお楽しみいただけます。iPhoneから位置情報を更新・共有する方法については、こちらをご覧ください。
Appleがこれ用のアプリを欲しがらないのは何故でしょうか?似たようなものを近々リリースする予定はあるのでしょうか?もしそうなら、a) マップアプリと何らかの形で統合でき、b) バックグラウンドで動作できれば素晴らしいですね。今後の展開に注目です。
興味深いことに、iPhone OS 3.1B の Mobile Safari では動作しません。
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