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Appleが開発者ポータルのステータスページを公開し、復旧計画の概要を発表
2013年7月24日午後4時16分(太平洋標準時)

AppleのiOSおよびMac開発者センターへの侵入未遂事件とその後の閉鎖を受けて、Appleは開発者ポータル機能の再実装に向けたAppleの作業状況を開発者が追跡できるよう、iCloudのようなステータスページを公開しました。さらに、Appleはこれらの機能の復旧に向けた取り組みについても概要を示しました。
開発者向けウェブサイトのダウンタイムにより、多大なご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。開発者向けシステムの改修、サーバーソフトウェアのアップデート、そしてデータベース全体の再構築に24時間体制で取り組んでまいりました。システムの復旧作業が完了するまでの間、最新情報をお知らせいたします。
更新されたシステムを展開していく予定です。まずは、証明書、識別子、プロファイル、Apple Developer Forums、バグレポーター、プレリリース版開発者ライブラリ、そしてビデオから展開していきます。次に、ソフトウェアのダウンロードを復旧し、iOS 7、Xcode 5、OS X Mavericksの最新ベータ版をプログラムメンバーの皆様に再びご利用いただけるようになります。その後、残りのシステムもオンラインに戻します。進捗状況を常に把握していただけるよう、システムの可用性を表示するステータスページを作成しました。
Appleはまず、開発者が以前のペースでアプリ開発を継続できるよう、証明書とプロビジョニング、フォーラム、バグ報告、ドキュメント、ビデオを復元します。その後、iOS、Mac、Xcodeのシードがオンラインでダウンロード可能になります。
Appleは開発者向けのメールにもこの情報を記載しています(メールの画像は以下をご覧ください。Dougさん、ありがとうございます)。開発者ポータルはオフラインになっていますが、OS Xの新しいシードについては今のところほぼ通常通りの対応が取られています。Appleは月曜日に新しいOS X Mavericks開発者プレビューを、そして本日早朝には新しい10.8.5シードをリリースしました。
特に注目すべきは新しい iOS シードが欠けていることですが、これは現在対応する Xcode ファイルをダウンロードできないことが原因ではないかと多くの開発者が推測しています。
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