Appleのシステムステータスウェブページによると、iCloudプライベートリレーサービスは現在ダウンしています。つまり、デバイスでiCloudプライベートリレーを有効にしているユーザーは、iPhone、iPad、Macでウェブページの読み込みなどに問題が発生する可能性があります。

Appleによると、プライベートリレーは、ユーザーがウェブを閲覧する際にプライバシーをさらに強化するための機能です。最初のリレーはAppleが管理するサーバーを経由して送信され、2番目のリレーはサードパーティの通信事業者を経由して送信されます。本日の障害は、Appleのサードパーティ通信事業者における問題が原因である可能性がありますが、現時点では具体的な詳細は明らかにされていません。

iCloudプライベートリレーは、夏のWWDCで発表されました。その後、Appleは計画を修正し、この機能は「追加のフィードバックを集め、ウェブサイトの互換性を向上させるためのパブリックベータ版として」リリースされると発表しました。そのため、iOS 15およびmacOS Montereyリリースでは、デフォルトで無効になっています。

Metaは現在、Facebook Messenger、Workplace Chat、Instagram Directにも障害が発生していることを確認しています。これらの障害がCloudflareなどのサードパーティサービスの問題によるものである場合、これはiCloudプライベートリレーの障害と関連している可能性があります。

Appleは、システムステータスのウェブページでiCloudプライベートリレーの障害に関する詳細情報を提供していません。同社は、問題は「継続中」であり、東部標準時午後1時40分頃に発生したとのみ述べています。

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