Appleが来月、新型iPhone 6および6 Plusと同時にiPhone 6cを発表する可能性について、最近、矛盾する複数の報道が出回っています。Fiksuは、7月のウェブトラフィックログにiPhone 8.1とiPhone 8.2という2つの新型iPhoneが記録されたと報告しています。注目すべきは、噂のiPhone 6cと思われるデバイスが見当たらない点です。

ご存知ない方のためにご説明しますと、iPhone 6とiPhone 6 PlusはそれぞれiPhone 7.2とiPhone 7.1の識別番号が付けられ、iPhone 5cはiPhone 5.3と表記されていました。Fiskuのデータによると、iPhone 8.1とiPhone 8.2では、旅行、ゲーム、ライフスタイル関連など、様々な人気アプリが利用されていることも明らかになっています。この2つの新機種からのアクセスは、大半が米国からのものですが、ドイツとブラジルからのアクセスも少数あります。

Appleが来月iPhone 6cを発売する予定はないという証拠が多数ある中、著名なリーク情報サイトEvleaksは先日、同社がiPhone 6s、iPhone 6s Plus、そしてiPhone 6cを同時に発売する予定だとツイートしました。先月の別の報道では、AppleがiPhone 6c向けに小型バッテリーの開発を進めているとも報じられています。

Fiskuのデータは、Appleが来月iPhone 6cをリリースする可能性を完全に否定するものではありませんが、その可能性は大幅に低下させるでしょう。Appleは来月、おそらく9月9日のイベントでiPhone 6sとiPhone 6s Plusを発表すると予想されています。先月、iPhone 6sの画面パネルと思われる画像がリークされ、Force Touchのサポートと、0.2mm厚くなった筐体が明らかになりました。もちろん、今年初めにもiPhone 6sの詳細な画像を公開しています。

トップ画像はNYTimesより

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