

Epic Gamesは月曜日に、iPhoneカメラを使って誰でもオブジェクトをスキャンし、高忠実度の3Dモデルに変換できる新アプリ「RealityScan」を発表しました。このアプリは、2021年にEpic Gamesが買収した写真測量(フォトグラメトリー)専門企業Capturing Realityの技術を用いて開発されました。
同社が説明しているように、現実世界の資産をキャプチャするには高度な機材が必要となるため、難しい場合があります。しかし、3Dフォトグラメトリーを採用するクリエイターや趣味家が増えており、RealityScanはそうした人々にとってプロセス全体を大幅に簡素化します。
RealityCaptureは、画像やレーザースキャンからあらゆるサイズのオブジェクトやシーンを再構築できる最先端の写真測量ソフトウェアです。比類のない精度とメッシュ品質を備えた3Dスキャンを、競合ソフトウェアよりも何倍も高速に生成します。[…] デジタル体験のための現実世界のアセットのキャプチャは、従来、複雑で技術的、そして手間のかかる作業でしたが、今ではスマートフォンのロックを解除するのと同じくらい簡単になりました。
RealityScanの使い方は非常に簡単ですが、被写体を高品質で撮影するには、すべての指示に従う必要があります。例えば、アプリは被写体を異なる角度から少なくとも20枚撮影する必要があります。また、十分な照明ときれいな背景があれば、結果の精度は確実に向上します。
キャプチャが完了したら、3DオブジェクトをエクスポートしてSketchfabにアップロードできます。Sketchfabは、3D、AR、VRコンテンツの公開と検索に人気のプラットフォームです。これらのモデルは、拡張現実(AR)オブジェクトに変換したり、Unreal Engineを使ったゲームに追加したりするなど、さまざまな用途に使用できます。
RealityScanは、すべてのクリエイターに3Dスキャンをご利用いただけるようにする私たちの取り組みの第一歩です。このツールは、あらゆるスキルレベルの人々がスキャンの基本原理をより深く理解し、初心者とプロの間の溝を埋める大きな助けとなると確信しています。コミュニティからのフィードバックを活かしてアプリを開発し、正式リリースに向けて新機能を追加していくことを楽しみにしています。
ミハル・ヤンコセク、Capturing Reality共同創設者
RealityScanは現在、限定ベータ版としてリリースされています。アプリを試してみたい方はTestFlightからダウンロードできます。正式リリースは今年後半を予定しています。Epic Gamesによると、Android版も開発中とのことです。
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