
今月初めの AT&T と Verizon の両社からの発表に続き、T-Mobile は本日、シアトル市場から Voice over LTE サポートを導入すると発表しました。
シアトル地域でLG G Flex、Samsung Galaxy Note 3、Galaxy Lightをご利用の既存のお客様向けにVoice over LTE(VoLTE)を開始できたことを、チーム一同大変嬉しく思っております。MetroPCSは2012年に米国で初めてVoLTEを導入した企業であり、私たちはVoLTEのLTE Advanced版の開発に尽力しており、今後1年間でより多くのT-Mobileのお客様に展開していく予定です。
T-MobileのCTO、ネヴィル・レイ氏は、音声通話をこれまでデータ通信専用だったLTE無線レイヤーに統合するこの新技術により、「通話セットアップ時間の短縮(VoLTE非対応の通話セットアップの約2倍)と、通話中のLTEデータ通信速度の超高速化」が可能になると述べた。また、Appleが既にサポートしているHD Voice(広帯域オーディオ)機能もサポートする。レイ氏はこの技術の仕組みについて次のように説明した。
VoLTE通話は、4G HSPA+ネットワークの回線交換パスではなく、LTEネットワークのIP経由で伝送されます。これは、お使いの携帯電話が当社の超高速LTEネットワークに接続されたまま通話できるという利点があります。この中で特に重要なのは、複数の無線レイヤー間のスムーズな移動です。Enhanced Single Radio Voice Call Continuity(eSRVCC)はLTE Advancedの新機能であり、米国で初めて導入できることを嬉しく思います。これらの機能はすべて、LTEエリアを離れて4G HSPA+または2Gの通信エリアに切り替わった場合でも、対応携帯電話の通話が切れないようにするために役立ちます。
iPhoneの現在のチップセットはLTE経由の音声通話(Voice over LTE)をサポートしていますが、Appleはまだこの技術に対応するためのソフトウェア側の変更を行っていません。以前、通信事業者がサポートを展開しているiOS 8とiPhone 6に合わせて、Appleがこの点を変更する予定である可能性があると報じました。
キャリア筋によると、iOS 8と次世代iPhoneで検討されているもう一つの重要な追加機能は、Voice over LTE(VoLTE)のサポートです。現在、LTE対応のiPhoneで電話をかける場合、実際の通話は3Gなどの旧世代ネットワークを介して行われます。VoLTEでは、LTEデータが処理されるのと同じ種類のネットワークを介して通話が送信されるため、通話品質の向上などのメリットが得られます。
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