Spotifyの元コンテンツ担当副社長であり、同社が米国で最初に採用した人物の一人であるスティーブ・サヴォカ氏が、Apple Musicに移籍した。AppleはBusiness Insiderに対し 、サヴォカ氏が今月入社したことを認めた。

同サイトによれば、彼の主な焦点は、より多くのインディーズレーベルを同サービスに加入させることだという。

Business Insiderが入手した情報によると、彼はSpotifyで行っていたのと同じことをAppleでも行う予定だ。つまり、ニューヨークを拠点にレーベル関係を統括し、特に海外の小規模な独立系レーベルとの関係に重点を置くということだ。 

サヴァコ氏は、複数のレーベルでマーケティングの職務を経験したほか、1990年代にはウェアフロッグスというバンドのドラマーとして活躍するなど、音楽業界とは一線を画す経歴の持ち主です。彼は音楽ビジネス協会の理事の一人です。

Apple Musicをはじめとするストリーミング音楽サービスは、故プリンスがTidalを除くすべてのストリーミングサービスから楽曲を削除した2015年7月以来初めて、プリンスの楽曲の一部が配信される予定です。ワーナー・ミュージック・グループがプリンスのアルバムについて契約を結んだと報じられています。プリンスの楽曲の一部権利を持つ他のレーベルがこれに追随するかどうかは不明です。

写真：マシュー・アイスマン/WireImage

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