KGIのミンチー・クオ氏は、確かな実績を持つアナリストであり、iPhoneの発売初週の売上を（ほぼ）予測した人物だが、現在ではAppleが9月に出荷したiPhone 5cの台数は、当初予測した1,700万台ではなく、「わずか」1,140万台だと考えていると Business Insiderが報じている。

クオ氏は現在、Appleが9月四半期に5Cを1140万台出荷したと推定しており、これは当初の予測から33%減少となる。また、12月四半期の5Cの販売台数はわずか1040万台にとどまり、前四半期比10%の減少になると予想している。

これは、5C で見られた急激な値引き (実際には発売前にウォルマートで始まっていた) をある程度納得させるものだが、必ずしも iPhone の売上全体が落ちていることを意味するわけではない… 

Appleと他の販売店が、テレビ広告を2つのモデルのうち安価な方に限定したにもかかわらず、5cの初期の需要を過大評価していたことは明らかであるように思われるが、5sの在庫切れが続いていることから、Appleがより高価な端末の需要を過小評価していたことで、この需要が相殺されたことがうかがえる。

Appleは5Cと5Sの売上の内訳を発表する予定はないが、10月28日にAppleが第4四半期の収益を発表する際に、記録破りのスタートからの勢いが維持されているかどうかが分かるだろう。

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