Aerialは、Mac向けにApple TVのスクリーンセーバーを提供する無料のオープンソースアプリです。本日、Aerialはバージョン2.0にアップデートされ、新しい設定インターフェース、キャッシュ制御の改善、そして最も重要なスクリーンセーバーの追加など、いくつかの重要な機能強化が行われました。

Apple TVユーザーなら、第4世代Apple TVで初めて導入された「空撮」スクリーンセーバーをご存知でしょう。空撮スクリーンセーバーでは、人気の都市、海、そして宇宙など、世界中の様々な場所の素晴らしい映像をお楽しみいただけます。

AerialスクリーンセーバーはApple TV専用ですが、開発者のJohn Coates氏はmacOS向けにAerialアプリを開発しました。このアプリはmacOSでもApple TVと同じスクリーンセーバーを利用できます。そしてGuillaume Louel氏のおかげで、Macユーザー向けにAerialアプリのバージョン2.0がリリースされ、Aerialの体験が大幅に向上しました。

Aerialアプリの設定パネルが完全に再設計され、利用可能なすべてのスクリーンセーバーの管理がさらに簡単になりました。さらに、アプリのキャッシュをより細かく制御できるようになりました。これは、多くの動画が4K HDRで録画され、多くのストレージ容量を消費する可能性があるため、非常に重要です。

スクリーンセーバーをMacにすべて保存するのではなく、表示されるたびにアプリが自動的にダウンロードして削除できるようになりました。Aerial 2.0にはキャッシュサイズを制限するオプションがあり、新しいビデオのダウンロード頻度を毎週または毎月から選択できます。Aerial 2.0のもう一つの優れた新機能は、日の出と日の入りの時間帯に合わせて特定のスクリーンセーバーを再生できるようになったことです。

新しい機能に加えて、このアップデートではプロのアーティストから寄贈された 20 個の新しいユニークなスクリーンセーバーが追加され、アプリの設定で有効または無効にすることができます。

Aerial 2.0は無料で、個別のスクリーンセーバーとしてインストールすることも、アップデートが利用可能になった際に自動的にダウンロード・インストールする新しい専用アプリからインストールすることもできます。AerialはOS X Mavericks (10.9)以降に対応していますが、一部の機能はmacOS Sierra (10.12)以降が必要です。Aerialの詳細については、GitHubをご覧ください。

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