欧州委員会の消費者監視団体が、iPhoneの画面が割れる事例が複数件公表されたことを受けて同社に情報提供を求めたことで、Appleにとってさらなる問題が浮上した。

この調査のきっかけとなったのは、iPhone の画面が突然割れて破片が目に当たり、軽傷を負った若いフランス人顧客の事件だった。

欧州委員会（EC）の産業・企業担当報道官、トン・ヴァン・リエロップ氏は、欧州は消費者保護、健康、そして産業の利益のためにこの問題に取り組んでいると述べた。同氏は、Appleに上記の件についてコメントを求めたが、現時点ではコメントを得られていないことを明らかにした。

ECは、iPodが爆発したと報じられているフランスと英国、さらに製品の安全を担当する米国政府機関からも情報を求めている。

エクスの事件を最初に報じた地方紙「ラ・プロヴァンス」はその後、iPhoneの画面に自然発生的にひび割れが発生したという主張を2件追加した。とはいえ、数百万台販売されたiPhoneの中には欠陥がある可能性も否定できない。

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