Snapchatは本日、ユーザーがカスタムフィルターとレンズを作成できる2つの新機能を発表しました。カスタマイズ可能なARコンテンツによって、Snapchatはユーザーエンゲージメントの向上を目指しており、新機能の価格は10ドルからとなるため、収益の増加も見込まれます。

Snapchatは昨年末にLens Studioをリリースし、サードパーティのクリエイターにプラットフォームを開放しました。しかし、Lens Studioは広告主のみの利用に限定されていました。

本日のアップデートにより、すべてのユーザーが10ドルからカスタムレンズとフィルターを作成できるようになりました。iOSアプリとウェブからアクセスできる150種類以上のテンプレートからお選びいただけます。新しいカスタムオプションでは、新しいSnapchatフォントもご利用いただけます。アプリでは、「設定」→「フィルターとレンズ」からカスタムフィルターとレンズのオプションを見つけることができます。

SnapchatはTechCrunch に対し、新機能の価格設定の目標は「カスタムレンズで収益を生み出せるよう大衆にとって手頃な価格にすることと、スパムやプラットフォームの軽率な使用を抑止すること」だったと述べている。

Snapchatでは現在、1日あたり7,000万人がレンズを使用しており、平均3分以上利用されています。今回の最新アップデートは、長らくSnapchatの機能を模倣してきたFacebookやInstagramに対し、Snapchatが優位に立つことを目指しています。

このアップデートは、Snapchatの投資家にプラットフォームの将来的な成長への期待をさらに高める可能性も秘めています。Snapchatの株価は、いくつかの好材料とInstagramを凌駕できるという予測を受けて、今週20%上昇しました。

SnapchatはApp Storeから無料でダウンロードできます。

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