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新しいiPadが古いiPadより熱くなる5つの理由
2012年3月20日午後4時23分(太平洋標準時)

CNET は DisplayMate の Raymond Soneira 氏にインタビューし、新しい iPad が少し「より熱々」になった理由をいくつか説明してもらいました…
- LEDが2倍: LEDの数が増えるということは、発熱量も増えることを意味します。これは特に最大輝度時に問題となります。
- 必要な電力は2.5倍:新しいiPadはiPad 2に比べてピクセル数(つまりトランジスタ数)が多いため、輝度効率は低下しています。ピクセルとトランジスタ数が増えるとスペースが広くなり、光が透過する機会が少なくなります。「つまり、光を液晶ディスプレイに強く打ち込んで発光させなければならないのです」とソネイラ氏は付け加えます。「最大輝度時のLED電力を測定したところ、iPad 2の2.5倍でした」
- バッテリーの発電量増加:バッテリーはより多くの電力を出力しなければなりません。そのため、バッテリーの温度が高くなります。
- 従来の液晶技術:シャープの省電力IGZO技術は新型iPadには未対応だったため、Appleは従来型の(そして省電力の)アモルファスシリコン技術を採用せざるを得ませんでした。[公平を期すために言うと、旧型のiPadにもこの技術が採用されていました。Appleは上記の問題を相殺するために、100%IGZO化を目指していたのかもしれません。]
新しいiPadで最も発熱量が高いのは、4つのグラフィックコアを搭載した新しいプロセッサです。Consumer ReportsとTweakersが作成したヒートマップを見ると、熱の中心はデバイスの左側にあるA5Xプロセッサのすぐ近くにあります。
おまけに、自宅のブロードバンドよりも速いという利点を 4G iPad に直接もたらす、熱くて汗ばむような Qualcomm LTE チップも忘れないでください。
以上のことを踏まえると、Apple が以前のバージョンと比べて温度を 10 度から 15 度以内に抑えることができたのはちょっとした奇跡だと言えます。
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