木材はこれまでAppleアクセサリーにとって扱いにくい素材でした。Appleデバイスに精密にフィットさせるのが難しく、金属やガラスとの見た目の調和も必ずしも良好とは言えません。しかし、Apple Watchのおかげで、木製アクセサリーは復活を遂げつつあります。ナイトスタンドはほぼ例外なく木製であり、Apple Watchは夜間充電のためにナイトスタンドに置いておく必要があるため、木製のApple Watchスタンドは、プラスチックや金属製のスタンドでは不可能なほど、周囲に溶け込みます。

オレゴン州に拠点を置くSchuttenWorksの新しいApple Watch充電スタンド「Wave」（75ドル）は、Pad & QuillやDodoCaseの評判の高い木製スタンドに続き登場。実際、Waveの方が少し安価です。より安価な木製スタンドもありますが、見た目が悪く、レビューも低調です。ありがたいことに、SchuttenWorksはWaveのデザインに妥協していません。7種類の木材から選べるC字型のホルダーは、オープンバンドまたはクローズドバンドのApple Watchを収納でき、内部に隠されたマグネットで簡単に組み立てられます。あなたのナイトスタンドにぴったりのものは見つかりましたか？…

Waveは、小さくてクッション材が入った段ボール箱に入って届き、1ページの説明書が同封されていました。2つの部分をしっかりと固定する磁石のおかげで、組み立てはたった4つの手順で完了します。まず、半分を引き離し、Apple Watchの磁気充電ケーブルを溝に差し込み、2つの部分を元の位置に戻して、隙間がないことを確認するだけです。分解からケーブル配線、そして組み立て直しまで、私の場合は2分もかかりませんでした。完成品のケーブルマネジメントも見事です。Appleのオールプラスチック製ケーブルと金属/プラスチック製ケーブルはどちらも、このデザインによく合っています。

Apple Watchのバンドはオープンループとクローズループがあり、この違いが一部のスタンドデザインとの互換性問題を引き起こしていましたが、Waveが両方のタイプのバンドに問題なく対応しているのは良いことです。オープンバンドの時計はさまざまな方向に回転させることができます。さらに、Waveは軽量ですが、底面にある2つのマイクロ吸引パッドは、どのような表面に置いても驚くほどしっかりと吸着します。Waveの機能面で唯一議論の余地のある問題は、Apple Watchの画面が垂直に傾いていることであり、これが現在、watchOS 2で予定されているナイトスタンドモード機能を有効化できない原因となっています。その機能のサポートを重視する方は、代わりにPad & QuillまたはDodoCaseのオプションを検討することをお勧めします。

全体的に見て、Waveは本当に素晴らしいApple Watchスタンドです。マホガニー、カーリーメープル、モンキーウッド、チェリー、黒染めメープル、ウォールナット、オレゴンウォールナットなど、木材の選択肢が豊富なので、ご自宅のナイトスタンドにぴったりのものが見つかる可能性が非常に高いでしょう。プラスチックや金属製の代替品を検討するなら、Apple Watchスタンドとドックのおすすめガイドにはもっと安価な選択肢も確かにありますが、ShuttenWorksの価格は高品質の木製スタンドの基準からすると妥当です。見た目と素材が気に入ったら、きっと満足できるでしょう。

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