

2011年にAppleに入社し、2016年に再雇用されたセキュリティ専門家が、アメリカ自由人権協会(ACLU)に加入するためにAppleを退職することになった。Appleはセキュリティとプライバシーへの取り組みを頻繁に宣伝しているため、セキュリティチームで働いていた人物が退社するのは興味深い。ましてや、2度も退社するとなると…。
ロイター通信の報道によると、ジョン・カラスは今週、アップルを退社し、ACLU(アメリカ自由人権協会)の低賃金の仕事に就く予定だ。カラスは先週月曜日の時点でアップルに2年間在籍していた。
彼は、発売前のApple製品への侵入を試みるハッカーチームを率い、セキュリティテストに携わった。カラスは「Mac上のデータを保護する暗号化システム」を設計した。
おそらく、Callas 氏は Mac の T2 チップや iOS デバイスのセキュア エンクレーブなどの設計に携わっていたと思われます。
「ジョンは監視のバックドアの危険性について比類のない知識を持ち、また同様に重要な、一般の人々に対する非常に効果的なコミュニケーション能力も持っています」とACLUの言論・プライバシー・テクノロジープロジェクトのディレクター、ベン・ウィズナーは語った。
カラス氏はアップルで働いていた経験から得た幅広い知識を活用し、「ユーザー監視のために同社のプラットフォームへのアクセスを要求する政府に抵抗するグループを支援する」予定だ。
同氏は、携帯電話メーカーはセキュリティの向上を続けるべきであり、特定の市場を満足させるためだけにバックドアを組み込むようなことはメーカーにあってはならない、と述べている。
カラス氏はまた、公共サービスに従事する多くの人々が、自分たちが使用している機器が遅すぎると不満を漏らしていることから、法執行などの分野でも技術が進化することを望んでいる。
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