Appleはラスベガスで開催された2012年コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（CES）にブースや基調講演は出展していませんが、会場で競合他社の動向を窺っています。PaidContentのトム・クレイジットは、 AppleのiOS製品マーケティング責任者であるグレッグ・ジョズウィアック氏をソニーのブースで発見しました。ジョズウィアック氏はPaidContentの取材に対し、 満面の笑みで「CESのようなイベントで他社がどのように製品を発表しているか、ブースのレイアウトや外観から、ブース内でどの製品が目立っているかまで」を観察するために会場を訪れたと語りました。興味深いですね。

注目すべきは、Appleが2009年のMacWorldでiWork '09や新型MacBook Proなどを発表して以来、展示会に参加していないことです。近年、Appleは新製品の発表を自社イベントで行うことに専念しています。

AppleがCESで行っているのは、会場内を歩き回るだけではないようだ。9to5Macは、Appleの競合他社に関する情報を求めていると思われる人物から独自にメールで連絡を受けた。その中には、CESで展示されている技術について9to5Macがどう考えているかといった情報も含まれていた。この人物はまた、ジャーナリストが企業の製品マーケティング手法をどのように見ているかについても具体的に知りたいと述べていた。この探りは、ジョズウィアック氏が最近ショールームで行った活動と確かに似ているように思える。

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