Appleは、Akamai、Etsy、Swiss Reと提携し、イリノイ州とバージニア州に2つの新しい風力・太陽光発電所を開発します。この新プロジェクトは、PJM電力網に290メガワットの電力を供給し、米国東部の主要地域に電力を供給する予定です。

Akamai、Etsy、Swiss Reは、これまで13州にまたがるPJM卸売電力市場の管轄地域において、大規模な再生可能エネルギープロジェクトへのアクセス機会が限られていました。Appleとの提携により、これらの企業は、競争力のある価格と契約条件で、新規プロジェクトからの風力発電と太陽光発電にアクセスできるようになりました。このような連携は、新たな再生可能エネルギー発電所の建設と稼働開始のペースを加速させます。

3Degreesの支援を受け、この共同グループはシカゴ近郊の風力発電所から125メガワット、バージニア州の太陽光発電プロジェクトから165メガワットの電力を購入する予定です。このプロジェクトは今後2年以内に稼働開始予定です。太陽光発電プロジェクトはsPower、風力発電プロジェクトはGeronimo Energyがそれぞれ開発します。

Appleの環境・政策・社会イニシアチブ担当副社長、リサ・ジャクソン氏は次のように述べた。

Appleは、世界中のすべての事業活動で100%再生可能エネルギーを利用できることを誇りに思っています。その過程で、他の企業や組織が再生可能エネルギーを購入し、より環境に優しい電力へと事業を移行するための道筋を示しました。本日発表されたこの協業は、あらゆる規模の企業が協力することで気候変動に取り組めることを示しています。

Appleは環境への取り組みでよく知られています。ハードウェアからオフィス、そして直営店に至るまで、Appleは使用するエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄うという目標の達成に尽力しています。

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