2016年9月19日午前4時59分（太平洋標準時）

サムスンが販売したGalaxy Note 7の爆発・発火事故で、同社が販売台数250万台すべてをリコールせざるを得なくなった根本的な原因は、iPhone 7の発売を前に市場投入を急いだことにあると、 ブルームバーグの情報筋は主張している。iPhone 7は「つまらない」アップグレードになるという報道を受け、同社は発売を前倒しすることでこの状況を有利に利用しようとしたのだ。

事情に詳しい関係者によると、サムスン電子の幹部らは、携帯電話部門の責任者であるDJ・コー氏を含め、消費者を魅了し、この好機を活かせると確信していた新型スマートフォンの発売を前倒しすることを決定した。事情に詳しい別の関係者によると、サムスン電子は、多数の新機能を搭載しているにもかかわらず、サプライヤーに対し、より厳しい納期を守るよう圧力をかけたという。Note 7は、画面の縁まで覆う高解像度スクリーン、虹彩認証セキュリティ、そしてよりパワフルで急速充電可能なバッテリーを搭載する。サムスンが模倣品だとするアップルの非難は、永久に静まるだろう。

この動きは文字通り裏目に出て、皮肉なことに iPhone 7 の売れ行きが予想を上回ることにつながったかもしれない…

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