人気の画像編集ソフトウェア「Pixelmator Pro」が、新機能を搭載したアップデートをリリースしました。今回は、PDFファイル内のテキスト編集機能に加え、Apple PDFファイルのサポート強化と新しい「bento」テンプレートが追加されました。
Pixelmator ProでPDFを編集する
PDFファイル内のテキスト編集は、PDFテキストが本来編集できないため、複雑になる場合があります。しかし、Pixelmator Pro 3.5.8では、通常のテキストレイヤーと同じようにPDFファイル内のテキストを編集できるようになりました。Pixelmator Proのツールを使えば、PDF内の既存テキストを置換、フォーマット、スタイル設定できます。また、Macに特定のフォントがインストールされていない場合でも、別のフォントでテキストを編集できます。
PDFに関しては、Pixelmator Proの最新アップデートでApple PDFファイルのサポートが改善されました。Apple PDFファイルは、Safari、Keynote、Pages、NumbersなどのAppleアプリからエクスポートされたPDFファイルです。AppleのSF Proフォントのサポートにより、Apple PDFファイル内のテキスト編集も可能になりました。
「PDFファイルの新しいテキスト編集機能により、macOS iWorkアプリとPixelmator Proのシームレスな連携がさらに向上しました」と開発者はブログ投稿で述べています。また、このアップデートにより、テキストレイヤーの周囲にカスタムアウトラインを簡単に作成できるようになり、テキストの内側、中央、外側にストロークを追加することもできます。
Pixelmator Proにもう一つ嬉しい変更点があります。それは、近年Appleの基調講演で非常に人気となっている「Bento Grid」テンプレートが追加されたことです。Web用、ソーシャルメディア用、そして日本の人気弁当箱にインスパイアされた様々なテンプレートが12種類用意されています。
これらのテンプレートは、魅力的な新製品機能のハイライト、アプリのアップデートの告知、あるいは他の作品を整理整頓された方法で紹介するのに最適です。各テンプレートには、製品や特定のテーマにぴったり合う、豊富なカラーパレットも含まれています。
Pixelmator Pro は Mac App Store で 49.99 ドルで入手可能で、現在のユーザーは最新のアップデートを無料で入手できます。
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