ロイター通信は本日、Appleが今年初めから、プレミアムテレビチャンネルEPIXが所有する映画をApple TVセットトップボックス、そして噂のHDTV製品にストリーミング配信する交渉を進めていると報じました。パラマウント・ピクチャーズ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ライオンズゲートの3大スタジオがこのチャンネルを支援しています。

交渉に詳しい関係者２人によると、アップルは今年初め、３大映画スタジオが出資するEPIX所有の映画を、待望のテレビを含むデバイスでストリーミング配信する協議を開始したという。アップルは、今年後半か2013年初めに本格的なテレビ製品を発表し、次の成長段階を推進し、業界に革命を起こす可能性があると広く予想されている。

報道によれば、EPIXがNetflixと今年9月までのストリーミング配信権を2億ドルで契約しているため、Appleのコンテンツ取得の試みは困難に直面する可能性があるという。

3月、ニューヨーク・ポスト紙は、 Appleが主要コンテンツパートナーとの契約に難航しているにもかかわらず、今年のクリスマスに間に合うように新たなテレビストリーミングサービスを開始する計画だと報じました。同紙によると、コンテンツプロバイダーはAppleが価格交渉に応じないことに「大きく反発」しているとのことです。また、Appleはコンテンツプロバイダーに対し、iOSやApple TVのようなアプリを通じて自社のチャンネルを提供するよう求めているとも報じられています。アナリストによる以前の報道では、AppleがAT&TやVerizonといった既存の通信事業者と提携し、彼らの番組を今後のストリーミングサービスに活用する可能性があると示唆されていました。

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