Appleは、米国のほとんどの直営店でマスク着用義務を正式に再開しました。ブルームバーグの報道によると、 Appleは店舗従業員に対し、明日7月29日からワクチン接種の有無に関わらず、買い物客と従業員にマスク着用を義務付ける旨のメモを送付したとのことです。

Appleはすでに一部店舗の従業員にマスク着用を義務付けていましたが、本日の発表により、このポリシーがさらに多くの店舗に拡大され、買い物客にもマスク着用が義務付けられます。この変更は、米国内の270店舗のうち「半数以上」に適用されます。

「CDCの最新の推奨事項を慎重に検討し、お住まいの地域の健康と安全に関するデータを分析した結果、店舗におけるマスク着用に関するガイドラインを更新しました」とAppleは従業員に伝えました。「7月29日より、お客様と従業員は、ワクチン接種済みであっても店内でマスクの着用が義務付けられます。」同社は、この変更は「万全を期すため」だと付け加えました。

また、本日のメモの中で、Appleは従業員にCOVID-19のワクチン接種を受けるよう奨励したが、これは必須ではない。

同社は小売店の従業員にもワクチン接種を促したが、現時点では義務付けていない。「Appleは、COVID-19ワクチン接種の対象となるすべての人に接種を推奨します」と同社は小売店の従業員に通知した。「医師に相談し、自分に合った方法を決めてください」

The Vergeのゾーイ・シファー記者も、Appleが米国内の一部の本社オフィスでマスク着用義務を復活させていると報じている。「Appleの施設内では、飲食中、または密閉されたオフィスや会議室に一人でいる場合を除き、屋内にいる全員にマスク着用を義務付けています。屋外では、引き続きマスク着用は任意です」とAppleは従業員へのメモに記している。

アップルの変更は、米国疾病予防管理センターも今週マスク着用の推奨事項を改訂し、COVID-19の感染拡大地域にいる人はワクチン接種状況にかかわらずマスクを着用すべきだとしたことを受けて行われた。

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