DRMは今や、音楽界において終焉の床に就きつつあります。SonyBMGは、本日、4大レコードレーベルの中で最後にDRMフリーの音楽配信を開始しました。Amazonは今後、4大レコードレーベルと多くのインディーズレーベルの音楽をすべてDRMフリーで配信します。ファイルには透かしが含まれており、レーベルはファイルの使用状況（例えばトレントサイト）を追跡できますが、他のコンピュータをアクティベートしたり、コンピュータの台数制限を設けたりすることなく、コンピュータ間で移動できます。

SonyBMGはiTunesとの契約が未完了で、Appleに提供する楽曲からDRMを削除するようまだ指示されていませんが、いずれ削除される予定です。現在、iTunesでDRMフリーで配信している大手レーベルはEMIのみで、EMIは2007年2月26日にスティーブ・ジョブズが「音楽についての考察」と題した公開書簡を発表した直後にDRMを削除しました。EMIの意図があったかどうかはさておき、公開書簡の発表から1年も経たないうちに、音楽業界はDRMフリーになりました。

皮肉なことに、音楽業界では DRM がほぼ消滅したのに、Apple は来週、レンタル映画業界で DRM を解除する予定です。

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