ウォール・ストリート・ジャーナルは、関係筋の情報として、Googleが複数のゲーム開発会社と協議を進めており、ソーシャルネットワークを基盤としたゲームコミュニティの構築を進めていると報じた。このオンラインゲームプラットフォームの最初の競合相手はFacebookだ。Facebookは、何千もの人気オンラインゲームを擁し、Facebookの既存コミュニティでプレイされている。Googleはこの件に非常に真剣に取り組んでいるようで、FarmvilleやZynga Pokerの開発元であるZynga、そしてElectronic Artの子会社であるPlayFishとも真剣に協議を進めていると報じられている。また、GoogleはZyngaの株式を1億～2億ドル相当保有している可能性もある。

Google CEOのエリック・シュミット氏は、「世界は同じもののコピーを必要としていない」と述べ、自社のソーシャルネットワークがFacebookに似たものになることを否定しました。すでにGoogle Gamesと呼ばれているこのソーシャルゲームネットワークは、ZyngaやElectronic Artsのゲームが既に展開しているように、モバイル分野に進出する可能性が高いため、Game Centerの競合となるでしょう。Game Centerは、App Storeで入手可能なゲームを、PlayStation 3やXbox 360などの本格的なゲーム機が提供するものと同様のコミュニティに統合します。マルチプレイヤーゲームで最高得点を獲得した人にはトロフィーや賞が贈られるほか、リーダーボードや、達成した成果に応じて仮想賞品も用意されています。   

さらに、Game Centerにはすでにフレンドリストが搭載されており、これはあらゆるソーシャルネットワーキング環境の標準的な機能です。GoogleがAppleのソーシャルゲーム分野への参入を目前に控え、これに対抗しようとしていたかどうかは不明ですが、歴史が繰り返すとすれば、GoogleはAppleのトレンドを追随することに非常に積極的でしょう。 

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