人々がピカピカの新デバイスを手に入れる前にiPhone 12の修理費用について議論するのは気が重いかもしれないが、Appleはサポートページを更新して新しい費用と料金を明らかにした。

良いニュースと悪いニュースが混在しています…

朗報は、Proモデルの画面修理費用は変更されていないことです。保証外の修理費用はiPhone 11 Proと同じく279ドルです。AppleCare+にご加入の場合も、29ドルで変わりません。

「その他の損傷」の費用は昨年から変わっていませんが、料金が549ドルと高額なので、本当に良いニュースと言えるかどうかは分かりません。AppleCare+に加入すれば、99ドルに下がります。

しかし、iPhone 12のベースモデルを購入した方には悪い知らせがあります。画面修理費用が199ドルから279ドルに値上がりしました。これはProと同じOLED画面への変更によるデメリットと言えるでしょう。ただし、Appleは「その他の損傷」の修理費用も399ドルから449ドルに値上げしました。AppleCare+の修理費用は、画面修理が29ドル、その他は99ドルです。

The Vergeは、すべてのモデルにセラミック強化ディスプレイが使用されているため、少なくともiPhone 12の修理が必要になる可能性は低くなるかもしれないと指摘している。

iPhone 12シリーズには新しいセラミック強化ディスプレイが使用されており、Appleによれば「どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈」で、落下によるダメージへの耐性が4倍に向上しているという。

新しいコーティングに期待できることについて、Apple は次のように語っています。

iPhoneはすでにスマートフォンの中で最も頑丈なガラスを採用していました。そのため、iPhone 12の耐久性を飛躍的に向上させるには、全く新しい素材を導入する必要がありました。

そこで登場するのがCeramic Shieldです。これは、ほとんどの金属よりも硬いナノセラミック結晶をガラスに導入することで作られます。簡単そうに聞こえますが、セラミックは透明ではないため、非常に困難です。結晶の種類と結晶化度を制御することで、光学的な透明性を保ちながらセラミックの強度を最大限に高める独自の配合を開発しました。この画期的な技術により、Ceramic Shieldはディスプレイに最適なものとなりました。スマートフォンでは初となる、そしてどのスマートフォンのガラスよりも頑丈です。

頑丈であることは素晴らしいですが、傷にも強いものにしたいと考えました。そこで、背面ガラスと同じ二重イオン交換プロセスを採用し、擦り傷や擦れ、そして日常的な摩耗から保護します。

Ceramic Shieldに加え、フロントカバーの耐久性向上に貢献する要素がもう一つあります。本体のエッジにぴったりとフィットし、さらに高い保護力を発揮します。これにより、耐落下性能は4倍に向上しました。これはiPhone史上最大の前年比向上です。

写真: Shpock

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