
先週末、Appleが米国でiPhoneモデムサプライヤーのQualcommを10億ドルで訴えているとの報道を受け、北京の知的財産裁判所は本日、Appleが中国でも同様の訴訟を起こし、10億元(1億4000万ドル超)の損害賠償を求めていると発表した(ロイター通信経由)。
新たな訴訟を受けて、クアルコムは本日独自のプレスリリースを発表し、Appleが同社が中国の独占禁止法に違反していると主張していることを指摘しました。プレスリリースではまた、Appleが両社の携帯電話標準規格の基本特許に関する「特許ライセンス条件の決定」を求めていると述べられており、これに対しクアルコムの弁護士は、Appleには業界他社と同等の条件が提示されたと主張しています。
Appleの中国子会社によるこれらの申し立ては、Qualcommの技術に対する支払い額を削減する方法を模索するAppleの取り組みの一環に過ぎません。Appleは、100社以上の中国企業が受け入れている条件と一致する条件を提示されましたが、検討すら拒否しました。これらの条件は、NDRCの是正計画と一致していました。
中国における今回の新たな訴訟は、カリフォルニア州連邦裁判所で提起され、先週報道された、非常に類似した関連訴訟に続くものです。この訴訟は、クアルコムが独占的行為を行い、Appleがクアルコムの競合他社から主要部品を調達することを阻止したとするFTCの提訴を受けて提起されたものです。Appleは、米国での訴訟報道を受けて発表した声明の中で、「クアルコムは、全く関係のない技術に対して不当にロイヤリティを請求することを主張している」と主張しました。
クアルコムは、古くてレガシーな標準規格を基盤として事業を築き上げてきましたが、排他的な戦略と過剰なロイヤリティによってその支配力を強化しています。携帯電話の基本規格に貢献した12社以上の企業のうちの1社に過ぎないにもかかわらず、クアルコムはAppleに対し、当社が契約を結んでいる他のすべての携帯電話特許ライセンサーの合計額の少なくとも5倍もの料金を請求することを主張しています。
クアルコムはその後、独自の反論を発表し、アップルが同社との契約条件や自社が開発した技術への貢献について「意図的に歪曲」したと主張した。また、アップルは「世界中の様々な法域において、クアルコムの事業に対する規制攻撃を奨励している」とも主張した。
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