人気YouTuberのMKBHDが、人気スマートフォン16機種を使った大規模なブラインドカメラテストを実施しました。TwitterとInstagramのユーザーから600万票を集め、結果が発表されましたが、なんとiPhone XとXSが第1ラウンドで敗退しました。

MKBHDは、一部の優れたスマートフォンを除外して小規模なブラインドテストを行う代わりに、16機種のスマートフォンカメラによる大規模な対決を行うことにしました。第1ラウンドでは、以下の機種が選ばれました。

• Palm Phone vs. Huawei Mate 20 Pro
• Razer 2 vs. OnePlus 6T
• LG V40 vs. Pixel 2
• iPhone XS vs. BlackBerry Key2
• Pixel 3 vs. Huawei P20 Pro
• RED Hydrogen One vs. Moto Z2
• Samsung Galaxy Note 9 vs. HTC U12+
• iPhone X vs. Xiaomi Pocophone F1

驚くべきことに、Blackberry Key2はiPhone XSに勝利し、300ドルのPocophoneはiPhone Xを圧倒しました。MKBHD氏は、Appleの最新フラッグシップ機はiPhone XSがKey2と対決するのが「当然」だと考えていましたが、結局Blackberryが圧勝しました。ソーシャルメディアで画像を閲覧する際、圧縮によってハイエンドカメラの持つシャープネスや自然な画像といった利点が損なわれてしまうと指摘しています。Key2とXSの比較では、投票者はKey2の画像がXSで撮影したものよりも明るく温かみのある色合いだったため、Key2を選びました。

しかし、番狂わせはそれだけではありません。次のラウンドでは、低価格のPocophoneカメラが1,300ドルのRED Hydrogen Oneを破るなど、MKBHDを驚かせる結果もありました。

決勝戦はMate 20 Pro対Pocophoneとなり、Mate 20 Proが楽勝しました。

MKBHDは、結果を発表する前にYouTube仲間たちに連絡を取り、どのデバイスが優勝するか意見を聞きました。iPhoneとPixelが早々に敗退したことに、多くの人が驚きを隠せませんでした。Snazzy LabsのQuinn Nelson氏はMate 20 Proが優勝すると予想していましたが、PocophoneがNote 9とiPhone Xを破ったことには、iJustineさんが驚きのあまり「震え上がり」ました。

先ほども申し上げたように、人々の投票結果の大部分は、写真の色と温かみにかかっていました。しかし、一歩引いて考えてみると、これらのスマートフォンはどれも素晴らしい写真を撮ることができ、どんな写真でも後処理でこれらの要素を調整することができます。

現時点では、カメラ性能のわずかな違いがユーザーをハードウェアの買い替えに駆り立てる可能性は低いでしょう。しかし、スマートフォンのカメラ競争が激化する中で、すべてのメーカーがカメラ機能を急速に革新していることは大きなメリットです。

ブラインドトーナメントの結果についてどう思いますか？詳細は下の動画をご覧ください。

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