Oracle VM VirtualBox 4.3 が利用可能になりました

最新リリースでは、新しいマルチタッチサポートと強化されたネットワーク機能を提供します

カリフォルニア州レッドウッドショアーズ – 2013年10月15日

ニュース概要

Oracle VM VirtualBox 4.3 では、仮想マルチタッチ ユーザー インタフェースが導入され、追加のデバイスとプラットフォームがサポートされ、強化されたネットワーク機能が提供され、開発者は従来のオペレーティング システムとの互換性を維持しながら、PC 以降の最新のオペレーティング システム機能を仮想化できます。

ニュース事実

本日より一般提供が開始された Oracle VM VirtualBox 4.3 は、世界で最も人気のある、無料のオープン ソースのクロス プラットフォーム仮想化ソフトウェアに最新の機能強化を提供します。

Oracle VM VirtualBox 4.3 では、タッチベースのオペレーティング システムをサポートする独自の仮想マルチタッチ インターフェイスと、Web カメラ デバイスやセッション記録機能などの他の新しい仮想デバイスやユーティリティが追加されています。

このリリースは、以前のリリースを基に構築されており、最新の Microsoft、Apple、Linux、および Oracle Solaris オペレーティング システム、新しい仮想デバイス、および改善されたネットワーク機能をサポートしています。

マルチタッチインターフェースは最新のタッチベースのWindowsオペレーティングシステムをサポートします

Oracle VM VirtualBox 4.3は、最新のゲストおよびホスト・プラットフォームの実行をサポートします。主な機能強化は以下の通りです。

新しいオペレーティング・システム・プラットフォームのサポート：Oracle VM VirtualBox 4.3は、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Mac OS X 10.9などの最新プラットフォームの入力デバイス機能を仮想環境でサポートします。Windows 8.1では、この新リリースでは10点マルチタッチ・デバイスのシミュレーションも可能です。さらに、3Dアクセラレーションの強化により、UbuntuやFedoraなどの最新Linuxディストリビューションの半透明効果に対応しました。また、マルチモニター・サポートの強化により、複数の画面を持つユーザーが仮想環境内からこれらの画面を利用できるようになりました。

新しいデバイスと管理ユーティリティ：新しい仮想USBウェブカメラデバイスにより、SkypeやGoogle Hangoutsなどのビデオ会議アプリケーションを仮想マシンで実行できます。新しい録画セッション機能により、新しいビデオキャプチャ機能を使用して仮想マシンセッションの一部またはすべてを録画できます。簡単に再生できるよう、様々なムービープレーヤーでWebM形式のムービーが作成されます。

ネットワーク機能の改善：新しいネットワークアドレス変換（NAT）オプションにより、仮想マシンは同一ホスト上で相互に通信し、外部との通信も可能になりました。ブリッジ、ホストオンリー、内部、そして新しいNATネットワークモードでIPv6が利用可能になりました。さらに、Oracle VM VirtualBoxに組み込まれたリモートディスプレイサーバーは、IPv4およびIPv6ネットワーク経由のRDP接続に対応しています。

補足引用

「最新のアプリケーションの構築とテストには、開発者がレガシー環境から最新のLinuxおよびWindowsデスクトップおよびタブレット・オペレーティング・システムまで、3D効果やマルチタッチ・インターフェースを備えたあらゆる環境を実行できる必要があります」と、オラクルのLinuxおよび仮想化エンジニアリング担当シニア・バイスプレジデントであるウィム・コーカーツは述べています。「Oracle VM VirtualBox 4.3は、デスクトップPCでマルチタッチ・インターフェースを操作する革新的な方法を追加し、ユーザーが仮想マシンをより簡単に操作できるようにします。」

サポートリソース

Oracle VM VirtualBox 4.3はこちらからダウンロードできます。ソフトウェアの商用ライセンスはこちらからご確認いただけます。諸条件および制限事項が適用されます。