http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Zr1s_B0zqX0

昨日のWWDC基調講演で、Appleは次期iOS 7で期待されるデザインの刷新に加え、今後の広告キャンペーンの方向性を少しだけ披露しました。プレゼンテーションはiOS 7で新たに簡素化されたデザイン要素への注力を説明するビデオ（下記）で幕を開けましたが、ブルームバーグによると、昨夜テレビ放映が始まったばかりの最新広告（上記）は、Appleのマーケティング活動の新たな方向性を示すものだとのことです。また、スティーブ・ジョブズの死後、マーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ・シラーが責任者に就任したことで、同社のマーケティングメッセージに関する会議は焦点がぼやけているとも報じています。

グーグルのアンドロイドOS搭載端末への市場シェア喪失を食い止めることに失敗してきた製品重視の広告が何年も続いたが、今回のキャンペーンではアップルの製品、アプリ、コンテンツからなるエコシステムの品質と信頼性を強調すると、計画が非公開であるとして匿名を条件に語った関係者らは述べた。

ジョブズ氏の死後、会議はマーケティング担当上級副社長のフィリップ・W・シラー氏が主導するようになったため、同社が広告で何を伝えたいのかが明確でなくなっていると、アップルの広告事情に詳しい関係者は語る。…ジョブズ氏が決定を下すと、メディアアーツラボのスタッフは誰も長く議論をしなかった。しかし今では、シラー氏がアイデアを却下すると、クリエイティブスタッフは以前よりイライラすることが多いと関係者は語る。

アップルはここ数カ月、広告キャンペーンの方向性をめぐって批判を受けており、特にオリンピックの広告は後に同社によって削除された。 

本日のブルームバーグの報道によると、今後数ヶ月間のAppleの広告は、コンテンツのエコシステムとそれを利用する人々に大きく焦点を当てるものになると予想されます。具体的には、Appleは特定のデバイスではなく、製品の「品質と信頼性」を強調するだろうと報道されています。Appleは今秋、次世代のiPhoneとiPadを発表する際に、再びデバイスに重点を置く可能性が高いでしょう。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=VpZmIiIXuZ0

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