ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏は昨日、AppleがミニLEDスクリーン技術を採用した新しい27インチ外付けディスプレイの計画を撤回したと発表しました。これは第2世代のApple Studio Display、もしくはそれとPro Display XDRの中間に位置する上位モデルになると噂されていました。

しかし、Appleのアナリストであるミンチー・クオ氏は本日、このプロジェクトが完全に中止されたという見解に異論を唱え、製品はいずれ登場するだろうと述べている。クオ氏によると、量産開始は2024年後半か2025年初頭になる予定だという。

クオ氏は、このディスプレイには「ハイエンドモニターに期待される」あらゆる機能が搭載されると述べた。これはおそらく120Hz ProMotionのサポートを指していると思われる。また、Appleの現行のディスプレイ搭載製品に見られるものとは異なる、新しいガラス素材のバックプレーンが採用される。

Kuo 氏は、新しいバックプレーンによりパネルが薄くなり、ディスプレイのベゼル全体が薄くなって、シャーシ全体がよりスリムになると述べています。

Studio DisplayはMac Studioと同時に2022年に発売されました。Kuo氏の2025年の予測が正確だと仮定すると、このディスプレイは約3年間アップデートされないことになります。しかし、Appleの外付けディスプレイロードマップのロングテールを見れば、これはそれほど長い期間とは言えません。

Pro Display XDRは2019年に発売される予定で、刷新が期待されています。しばらくの間、新型Mac Proの発売に合わせて新型Pro Display XDRが登場するという噂が流れていました。9to5Macは、 Appleが7K解像度のディスプレイを開発中であるという証拠を確認しました。いつ発売されるにせよ、これがPro Display XDRの後継機となる可能性があります。

もちろん、これらの噂が実現しない可能性もあります。同僚のザック・ホールが昨日指摘したように、Apple Studio Displayには今、確かなメリットがあります。それは、それが存在しているということです。

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