先日、AppleがApple Watch Series 3の販売を中止すべき理由について意見記事を書きました。watchOSのアップデートがインストールできなくなっているという複数のユーザーからの苦情を受け、Appleはなぜ今すぐApple Watch Series 3の販売を中止すべきなのかという意見です。問題は依然として残っていますが、AppleはiOS 14.6でいくつかの変更を加えたようです。アップデート前にApple Watch Series 3を復元するように自動的に促すようになりました。

前回の記事で説明したように、この問題はApple Watch Series 3のGPSモデルに直接関係しています。このモデルは内部ストレージが8GBしかありません。ユーザーがSeries 3のGPSモデルをアップデートしようとすると、アップデートをインストールするための空き容量が不足しているというエラーメッセージが表示されます。

Apple Watch Series 3を持っている友人から、システムアップデートをインストールしようとするといつも同じエラーが出るという話をよく聞きます。サードパーティ製アプリをインストールしておらず、音楽も保存していないのに、watchOSがストレージ容量不足と表示します。Appleによると、あまりユーザーフレンドリーではない解決策は、Apple Watchのデータと設定をすべて完全に復元して、最新バージョンのwatchOSをインストールすることです。

iOSとwatchOSの最新バージョンでは、Appleはユーザーにアプリやメディアを手動で削除させるという試みを諦めたようですが、これでは問題の解決にほとんど繋がりません。9to5Macの読者がTwitterで投稿した情報（ポルトガル語のスクリーンショット付き）によると、iOS 14.6では、watchOSのアップデートをインストールするために、Apple Watch Series 3のペアリングを解除して復元するようにユーザーに求めるだけです。

watchOS アップデートをインストールするには、Apple Watch のペアリングを解除し、iPhone の Apple Watch アプリで再度ペアリングします。

以前のメッセージでは、アップデートを再度インストールする前に一部のコンテンツを削除するようユーザーに推奨するのみでした。

watchOSアップデートをインストールするには、Apple Watchに3.0GB以上の空きストレージが必要です。iPhoneのApple Watchアプリでアプリを削除することで、ストレージを解放できます。

残念ながら、これはAppleがApple Watch Series 3ユーザー向けにこの問題を修正する可能性が低いことを示唆しています。Series 3モデルが販売終了となり、watchOS 8をサポートしなくなるかどうかは、数日後のWWDC 2021で明らかになるでしょう。

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