Intelは今年のCESに出展し、次期大型チップとなる第12世代Alder Lakeのプレビューを発表しました。同社は次期チップの詳細について多くは語らなかったものの、今後の期待を少しだけ垣間見せてくれました。

第12世代Alderr Lakeチップは、前世代と同様に、ARMのBIG.littleテクノロジーに似た、高性能コアと高効率コアのハイブリッド技術を採用します。Intelは、これらはラップトップとデスクトップ向けのCPUであり、消費者は今年後半に入手できるようになると発表しました（Ars Technica経由）。

今回の発表で最も注目すべき点は、Appleが昨年発表したばかりの新型M1 CPUとのタイミングでしょう。これは単なる偶然ではなく、IntelがM1と直接競合しようとしていると言えるでしょう。特に両CPUの設計が非常に似ていることを考えると、このタイミングは大きな違いと言えるでしょう。

Alderr Lakeは10nm SuperFinプロセスの改良版を採用し、AppleのM1で使用されているARM命令セットと競合することになる。BIG.littleアーキテクチャと組み合わせることで、IntelがAppleのチップに対抗したいという意欲が再確認される。

インテルの発表は、同社が現行のラインナップ内でハイブリッドチップのスケールアップを開始する意向を示している。この戦略転換がインテルにとって成功するかどうかは、いずれ明らかになるだろう。また、Appleがこれらの新しいAlderr Lakeチップを自社製品に採用するとは予想されていないことも注目すべき点だ。

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