人気のオーディオアプリ「Audacity」、新所有者によるポリシー変更でユーザーから「スパイウェア」と非難されるc

人気のオーディオアプリ「Audacity」、新所有者によるポリシー変更でユーザーから「スパイウェア」と非難されるc
人気のオーディオアプリ「Audacity」、新所有者によるポリシー変更でユーザーから「スパイウェア」と非難されるc

Audacityは2000年の最初のリリース以来、WindowsとMacの両方で使える便利なオーディオ編集ツールとして活躍してきました。Audacityは無料かつオープンソースであることから、急速に人気を博しました。今年初め、Muse Groupが開発プロジェクトを買収し、メインフォークを継続することになりました。これまでのところ、この変更による問題はそれほど多くありませんでした。

Audacityのプライバシー通知は7月2日に更新され、新たなデータ収集規定が追加されました。新しい所有者は、分析用データと法的執行用データの2つの主要な収集データの種類について説明しています。

分析機能は、OSバージョン、CPU、ユーザーの国(IPアドレスに基づく)、エラーコードといったより具体的な情報に限定されています。この変更に関して多くの人が抱いている主な懸念は、特に法的執行セクションにおける曖昧で包括的な表現です。

収集する個人データは、「法執行、訴訟、および当局の要請(該当する場合)に必要なデータ」と明記されており、制限は一切ありません。これは、20年以上の開発期間を経て、Audacityにとって大きな変更点です。

サイトのデフォルトロゴ画像

ユーザーは今回の変更に不満を抱いています。ユーザーの多くはプライバシーを重視する人々であり、この曖昧で懸念を抱かせるような変更は、Audacityのユーザーと歴史に対する裏切りと捉えられています。では、どうすれば良いのでしょうか?

幸いなことに、Audacityはオープンソースなので、他のバージョンもダウンロードできます。メインリリースの開発はMuse Groupが所有していますが、ウェブ上には複数のバージョンが存在します。

現時点では、「phone home」機能のないAudacityプログラムの旧バージョンをダウンロードすることもできます。または、プライバシーポリシーをお読みいただき、利用規約にご同意いただける場合は、正式リリースを引き続きご利用いただけます。この変更により、Audacityはユーザーのデータを収集する無数のアプリと同等の扱いとなります。

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