

iPhoneメーカーのAppleは、AI企業Xnor.aiの買収に伴い、国防総省との軍用ドローン業務に関する契約をキャンセルした。
Xnor.ai は、ドローンの動画や写真に映る人物や物体を AI で識別する、物議を醸している Project Maven に取り組んでいたと報じられている…
このプロジェクトは昨年、Googleも関与していることが明らかになり、世間の注目を集めた。
Google は軍に TensorFlow API を供給しており、声明ではこれがオープンソースであると述べている。
国防総省が昨年 6 月に発表したプレスリリースには、「Project Maven は、動画や静止画から関心のあるオブジェクトを自律的に抽出するコンピューター ビジョン (機械学習とディープラーニングの一側面) に重点を置いています」と記載されています。
「当面の焦点は、部門が検出する必要のある種類のものを表す38クラスのオブジェクトです」
4,000人を超えるGoogle従業員による請願により、同社は関与を終わらせただけでなく、AIの倫理的使用を規定する原則を策定した。
The Informationは本日、Appleが請願を待たなかったと報じている。
マイクロソフト、アマゾン、グーグルといった大手テクノロジー企業は、軍に製品やサービスを提供する有利な契約を獲得しようと躍起になっている。しかし、アップルは市場への関心を薄れさせている。さらに、The Informationの取材によると、アップルは最近、物議を醸していた国防総省のプロジェクトに取り組んでいたスタートアップ企業を買収したが、そのプロジェクトにおける同社の協力を終了させたという。
Xnor.AIという人工知能ソフトウェアを開発するスタートアップ企業は、米国国防総省がAIソフトウェアを用いて軍用ドローンが撮影した画像を分析するプロジェクト「Project Maven」に関与していた。事情に詳しい関係者によると、Appleは最近Xnor.AIを買収し、このプロジェクトを終了することを決定したという。
Appleの買収ではよくあることだが、同社はこの技術に関する計画についてはコメントしていないが、Xnor.aiの技術は画像認識だけにとどまらず、Siriのさらなるスマート化にも役立つ可能性があると示唆されている。
Appleが、Xnor.aiとPentagonの契約が存在したかどうか、ましてやそれをキャンセルしたかどうかについてコメントする可能性は極めて低いが、そのような行動はiPhoneメーカーの価値観に合致しているように思える。
写真: アメリカ空軍
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