

ウォール・ストリート・ジャーナルが昨日報じた、Appleがニュース購読サービスへのパブリッシャーの登録を試みているという報道を受け、Recodeは本日、そのプロセスについてより詳細な情報を発表しました。Recodeによると、 Appleはすでに「多くのパブリッシャー」をこのサービスに登録し、収益は50対50で分配されているとのことです。
Recodeによると、Appleは昨年買収した雑誌サービス「Texture」を通じて出版社と契約を結んでいる。AppleはTextureを買収した後、サービスの購読料収入の約半分を出版社が受け取る契約を結んだ。
業界筋に話を聞いてまとめた短い答えは次の通りだ。Appleはすでに多くの出版社と契約を交わしており、ニュースサービスの購読料から得られる収益の50%を出版社が受け取る。このニュースサービスは現在Textureと呼ばれており、この春Apple Newsのプレミアムバージョンとしてリニューアルされる予定だ。
AppleはTextureを買収した後、雑誌出版社と新たな契約を結び、サービスが生み出す購読料収入の約半分を出版社に分配するようになりました。また、出版社は自社のタイトルが生み出す広告収入の100%を受け取ることができます。
昨日の報道では、Appleが50-50の分配を推し進めていると主張していましたが、多くの出版社はこれに反発しました。結局のところ、AppleはApp Storeの収益の15~30%を徴収しています。一方、Apple Musicの収益の70%以上は楽曲所有者に支払われています。
しかし、出版社を説得している議論は、Appleのサブスクリプションサービスに含まれることによる露出度に焦点を当てていると言われています。出版社は、少数の大きな部分を占めるよりも、大きな部分を占める方がよいと考えています。さらに、出版社はAppleのNewsサービスのプロモーションによって健全な購読者基盤が構築されると楽観視しています。
Apple と提携することに同意した出版社から聞いたもっと説得力のある議論は、Apple は新しいサービスの宣伝に多大な時間と費用を費やすつもりであり、何百万人もの加入者を獲得できると考えているということだ。
一部の出版社は、Appleが何百万人ものユーザーを新しいサービスに登録させると期待しているため、喜んでそうしています。少数のユーザーから大きな割合を得るよりも、大きなユーザーから小さな割合を得る方が得策なのです。
しかし、本日の報告書は、このような分割は大手新聞社を満足させる可能性は低いと改めて指摘している。大手新聞社は既にデジタル購読プラットフォームを構築しており、100%の所有権を持つことを望んでいる。
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