Appleは新型iPhoneの発売を受けて、これまでの「Designed by Apple in California」キャンペーンから方針転換を図っているようだ。今週号のニューヨーカーにはAppleの最新全面広告が掲載されており、今回はゴールドのiPhone 5sに搭載された新しい指紋センサーとTouch ID機能に焦点を当てている。広告文は以下の通り。

あなたの指がパスワードです。

Touch IDは、スマートフォン上の重要な個人情報を保護するだけでなく、実際に使ってみたくなるほど使いやすく設計されています。最先端の技術があなただけの指紋を学習するので、タッチするだけでスマートフォンのロックを解除したり、購入を承認したりできます。Touch IDはiPhone 5sのみに搭載されています。

Appleの以前の「Designed by Apple in California」広告では、特定の製品ではなく、エコシステムとそれを利用する人々に焦点を当てていましたが、新型iPhoneが発売された今、その焦点が少し変わったことは明らかです。興味深いことに、この広告ではTouch IDがiPhone 5s専用であると明記されています。この雑誌は来週号で、新型iPadが発表される前日です。もしiPadにもTouch IDが搭載されるのであれば、AppleはiPadが刷新される同じ週に、Touch IDがiPhone 5s専用であることを明記するでしょうか？

(@samradford & MacRumors経由)

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