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アップルが裁定:サムスンは意図的に文書を「改ざん」した
2012年5月11日午前5時27分(太平洋標準時)
アップルは5月1日、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に申立てを行い、サムスンが証拠開示手続きに提出する必要のある書類を「証拠隠滅」によって破棄したと主張した。これは、この行為を規定する法律用語で「証拠隠滅」を意味する。NetworkWorld は以下のように詳述している。
- 事実上、Apple は裁判官が陪審員に次のように指示することを望んでいます。
- 1. サムスンは関連証拠を保存する義務があったが、これを怠り、法的義務を履行しないという悪意のある行為を行った。
- 2. 陪審員は、サムスンが提出できなかった文書がアップルの立場に有利になったであろうと推測するかもしれない。
- 3. 陪審員がサムスンに著作権侵害の責任があると判断した場合、その侵害は「故意に、アップルの権利を無視して」行われたものと推定される可能性がある。
- Appleの申し立ては容赦なく、Samsungが「膨大な関連証拠を、そのような証拠をすべて保存する義務を露骨に無視して」損なわせたと非難している。そのため、Appleは、強力な不利な推論指示が必要であると述べている。
Appleの申し立てに関する審理は6月7日に予定されており、Samsungは5月15日までに回答書を提出する必要がある。しかし、SamsungはAppleの主張には根拠がないとして、提出期限を5月29日まで延長するよう求めている。また、この件の審理を2012年7月10日まで延期するよう求めているが、Appleは時間を無駄にすることなく、5月7日にSamsungの申し立てを却下するよう求める回答書を迅速に提出した。
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