タイム誌は毎年恒例の「最も影響力のある企業100社」リストを発表しました。今年のランキングは、「パイオニア」、「イノベーター」、「ディスラプター」、「リーダー」など、様々なカテゴリーで構成されています。そして、Appleは「製品の特徴をさらに強化」したことにより、このリストに名を連ねました。

タイム誌は、Appleを「リーダー」カテゴリーに選出し、2020年のホリデーシーズンにおける記録的な売上や、パンデミック下におけるMacとiPadの好調な売上を高く評価しています。また、iPhone 12シリーズにおける5Gへの移行、Apple Fitness+のローンチ、そして初代M1 MacにおけるApple Siliconへの移行についても言及しています。

ホリデーシーズン中、Appleは記録的な1110億ドルの売上を達成しました。これは、リモートワークや学校教育の増加がMacとiPadの売上を押し上げたことが一因です。これは、ティム・クック氏が率いるカリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社が2020年に逆境をものともせず、競合他社とその提携企業の両方を驚かせた方法の一つに過ぎません。同社は他にも、モバイルデバイスをベースにした自社製デザインにおけるIntelプロセッサの使用を段階的に廃止する計画を盛り込んだ新しいMacラインナップを発表しました。5G対応の競合に追いつく新しいiPhoneモデルを発表し、屋内でも人々が体を動かし続けられるよう、Apple Fitness+などのサービスを追加しました（そして、Pelotonなどのフィットネス企業に対抗するためです）。

タイム誌はまた、AR/VRヘッドセットやApple Carなど、新しい製品カテゴリーでAppleが前進する上で、独占禁止法の圧力がAppleの足かせにはなっていないとも述べている。

GoogleやAmazonと同様に、Appleも過去1年間、反競争的行為の疑いで厳しい監視に直面してきたが、米国、EU、その他の国々における反トラスト訴訟や苦情にもかかわらず、この巨大企業の更なる事業拡大への関心は薄れていない。同社は、拡張現実（AR）グラスなどの新たな製品カテゴリーに着目しているほか、Appleブランドの自動運転車の開発について自動車メーカーと協議していると噂されている。

このTime100リストは、各企業を上位から下位までランク付けするのではなく、5つの異なるカテゴリーにおいて最も影響力のある企業をハイライトしています。Time誌の完全なリストはこちらでご覧いただけます。

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