一部のiOS開発者が、特許トロールLodsysによる深刻な法的脅威に対し、共同で対抗策を講じたと報じられています。Lodsysは、Atari、Rovio、そしてあらゆるプラットフォームで世界最大のエンターテイメントソフトウェアパブリッシャーであるElectronic Artsなど、大小問わずiOS開発者からロイヤリティを搾取しようとしています。ご存知の通り、Lodsysは特許取得済みのアプリ内課金技術の使用ライセンスは、Apple、Google、Microsoftといったストアオーナーには適用されるものの、これらのストアでデジタルウェアーズを販売するサードパーティ開発者には適用されないと主張しています。ArsTechnicaの記事によると、

月曜日、著名なiOS開発者マイク・リー氏は、Appsterdam Legal Defense Teamの設立を発表しました。このチームは、特許トロールと戦うインディー開発者で構成される単一のチームで、参加企業からの寄付によって運営されます。彼らの目標は、軽薄な特許訴訟から逃れるという明白な目標に加え、「東テキサスの蟻のように、蟻塚に誰かが侵入するまで自分の仕事に専念する」ことです。

知的財産ブログ「FOSS Patents」は先週、LodsysがAppleの介入申し立てに反対したと報じた。Lodsysの脅迫に対するAppleの対応は、控えめに言っても穏やかなものだった。Appleは6月、Lodsysの訴訟の被告として介入するため、テキサス州東部地区連邦地方裁判所に申し立てを行った。同社は、特許トロール企業の標的となっているサードパーティ開発者の弁護に踏み切る可能性を曖昧に表明していた。Appleの沈黙は、EFF（電子情報技術財団）がAppleに対し開発者の保護を求める「行動喚起」を発令するほどの事態に発展した。

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