

更新:ユーティリティが復活しました!Intelがバージョン3.5.3のマイナーアップデートを公開しました。不安定な問題がいくつか修正されているようです。もうパニックは収まりました。元記事は以下をご覧ください。
MacのCPU温度や現在のクロック速度などの情報をレポートするIntel Power Gadgetのダウンロードリンクが、本日Intelのウェブサイトから突然削除されました。なぜ突然ダウンロードリンクが削除されたのかはウェブサイト上では説明されていませんが、タイミングとしては確かに都合が良いと言えるでしょう。このユーティリティは、多くの技術レビュー担当者が6コアMacBook Pro(2018年モデル)の熱問題の可能性を指摘するために使用してきました。
おそらく Apple か Intel がツールのレポートに不正確な点を発見し、現在更新作業を行っているところだろう。
アプリの最新バージョンであるIntel Power Gadget 3.5.2は、昨夜まで無料でダウンロード可能でした。Intelの公式ダウンロードが現在利用できないため、Redditでは複数の投稿者がミラーコピーをアップロードしており、今すぐダウンロードできるようにしています。
最新世代のMacBook Proは、ハードウェアの筐体デザインは従来通りですが、消費電力がより多いクアッドコアおよび6コアCPUを搭載しています。特に最上位モデルであるCore i9チップを搭載した15インチMacBook Proでは、多くのレビュアーが深刻なパフォーマンス低下を指摘しており、Power Gadgetによると、ビデオエクスポートなどの長時間実行タスクではプロセッサのクロック速度がベースクロックを下回っているとのことです。
YouTuberのデイブ・リー氏が、2018年モデルのMacBook ProがAdobe Premiereのビデオエクスポートにおいて前世代モデルよりも実際に遅いことをデモで示し、この問題に脚光を当てました。これは、新しいi9チップが内部温度を維持するために大幅にスロットリングを強いられていたことが原因のようです。私たち自身のテストでは、コアのうち2つを無効にすると、6つのコアすべてを有効にした場合よりもFinal Cut Proでのエクスポート速度が実際に速くなることが分かりました。
この騒動で明らかになった事実の一つは、Intel Power Gadget がCPU周波数を800MHzまで下げる可能性があることです。しかし、これは必ずしもCPUがスロットリングされていることを意味するわけではなく、ハードウェアデコーダーなどの他のコンポーネントが動作している間、CPUがアイドル状態になっている可能性が高いと考えられます。Intelは、周波数の低下をより適切に説明するためにツールをアップデートしている可能性があります。
執筆時点では、Intel Power Gadget の Mac 版のみがダウンロードできません。Windows 版と Linux 版のダウンロードは引き続き提供されています。
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