

Adobeは本日、新しいユーザーエクスペリエンス・プロトタイピング・ソリューションであるAdobe XDをアップデートし、いくつかの便利な新機能を追加しました。XDは2016年3月にベータ版として初めて導入され、先月のAdobe MAX 2017で正式リリースされました。
本日のアップデートの目玉は、「デザインスペック」と呼ばれるベータ版機能です。Adobe社によると、このツールはデザイナーから開発者への引き継ぎプロセスを効率化するとのことです。デザインスペックのサポートは、Adobeユーザーコミュニティから強く要望されていたものです。
デザインスペック(ベータ版)機能は、デザイナーと開発者間のコミュニケーションを改善するための初期段階の試みです。デザイナーはXD内で開発者と共有するための公開URLを生成できます。開発者はこのリンクにアクセスすることで、デザインのフロー、寸法、スタイルをリアルタイムで確認できます。
XDの11月のアップデートでは、一貫性と整理されたデザイン作成プロセスをスピードアップするカスタマイズ可能なレイアウトグリッド、JPGアセットのエクスポート、テキストオブジェクトのワークフロー改善、カラーピッカーでのスポイトツールへのアクセス、そしてWindows 10向けの機能強化も新たに追加されました。Adobe XDは、Creative Cloudの一部としてmacOSとWindowsで、またコンパニオンアプリとしてiOSでもご利用いただけます。本日のアップデートの詳細は以下をご覧ください。
レイアウトグリッド
カスタマイズ可能な列グリッドは、要素間の比率を管理することで、デザイン全体で一貫性のある整理された外観を実現します。レイアウトグリッドを使用すると、複数の画面サイズに対応したデザインをより迅速かつ容易に作成でき、正方形のグリッドを使用したり、手動でグリッドを作成したりする必要がなくなります。
JPGエクスポート
アセットとアートボードは、別のアプリで変換する必要なく、一般的な JPG 形式でエクスポートできます。
テキストの強化
ポイント テキストからエリア テキスト (またはその逆) への切り替えはボタンをクリックするだけで実行でき、新しいテキスト オブジェクトを作成するときに、最後に使用したフォント ファミリ、サイズ、太さなどのテキスト プロパティが記憶されます。
Windows 10の改善点
タッチ対応の Windows 10 デバイスで 2 本の指によるパンとズームがサポートされるようになり、Adobe InDesign CC のデザイン要素を XD にコピーして貼り付けることができるようになりました。
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