Apple Watchの手首検出機能は、手首から外した場合にパスコードの入力を求めるようになっているはずですが、iDownloadBlogが投稿したYouTube動画 が示すように、窃盗犯はパスコードを入力せずにApple Watchをリセットすることができ、他のiPhoneと自由にペアリングできるようになります。

iPhoneはアクティベーションロックで保護されており、たとえ窃盗犯がハードリセットを行ったとしても、元の所有者のApple IDとパスワードがなければ再アクティベートすることはできません。しかし、Apple Watchにはそのような保護はなく、以下の動画でわかるように、データ消去にパスコードは必要ありません。 

アクティベーションロックがiOS 7で導入され、iOS 8ではデフォルトでオンになって以来、世界中でiPhoneの盗難が劇的に減少しており、当局はニューヨークで25%、サンフランシスコで40%、ロンドンで50%の減少を記録している。

Apple Watch は理論上はパスコードで保護されており、デバイスを手首から外すとパスコードを入力する必要がありますが、明らかなバグによりパスコードなしでもハードリセットを実行できるようになっています。

ハードリセットは、連絡先ボタンを長押しして電源オフのオプションが表示されるまで押し続けます。このオプションをフォースタッチすると、すべてのコンテンツと設定を消去するかどうかを選択するダイアログが表示されます。この操作は、時計を充電器に置くだけで実行できます。パスコードは不要です。

[youtube=https://www.youtube.com/watch?v=cOcd7xx0vMs]

私は自分の Apple Watch でこれを検証しましたが、まさに表示されているとおりに動作します。

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