お気に入りのiOSアプリをMacで使えたらいいのに、と思ったことはありませんか？WindowsマシンやAndroidデバイスではどうでしょうか？Kickstarterの新プロジェクト「iEmu」の開発者が資金調達目標を達成すれば、想像以上に早く実現できるかもしれません。

iEmuは、オープンソースのQEMUエミュレータをベースにした新しいプロジェクトで、現在Kickstarterで寄付を受け付けています。iPhone 4と初代iPadで使用されているS5L8930チップセットのエミュレーションを目指しており、「Linux、Windows、Mac、Androidなどのモバイルプラットフォーム、さらにはiOS自体」を含む複数のプラットフォームをサポートします。

iEmuの目標は何でしょうか？最終的な目標は、「ほとんどのiPad/iPhoneアプリ」を実行できるエミュレーターで、コンパス、加速度計、GPSといった周辺機器もサポートします。また、「iOSのカスタム探索のためのプラグインで拡張」でき、iTunesで再フラッシュできるものになる予定です。

このプロセスは順調に進んでおり、開発者のクリス・ウェイド氏は「iEmuの最新バージョンでiPhone 2Gのブートローダーを起動できる（カーネルも多少の手間で起動する）」と述べています。しかし、CPU以外のサポートをまだ開発していないため、このプロジェクトには今後多くの課題が待ち受けています。

かなり大規模なプロジェクトではありますが、ウェイド氏はKickstarterで目標額の2万ドルを集められると確信しているようです。この資金は主に3ヶ月強の生活費に充てられます。すでに85人以上の支援者から6,000ドル以上の資金が集まっており、プロジェクトの実現に意欲的な支援者がいるのは明らかです。しかしながら、9月16日の締め切りまでに目標額を達成するには、まだ長い道のりが残っています。

iEmu への支援やプロジェクトの詳細に興味がある場合は、こちらの Kickstarter にアクセスするか、こちらのプロジェクトの Web サイトにアクセスしてください。

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