国際プライバシー専門家協会（IAP）は、来週開催されるグローバルプライバシーサミットで、AppleのCEOティム・クック氏が基調講演を行うと発表しました。クック氏のスピーチはサミットの冒頭で行われ、サミットはすべての参加者に公開されるほか、YouTubeでライブ配信されます。

ティム・クックCEOの講演は4月12日午前9時（東部標準時）に行われます。Apple CEOは「デジタル経済におけるプライバシーと信頼に関する力強い議論に、自身の影響力ある発言力を発揮する」と期待されています。

「ティム・クック氏はプライバシーコミュニティにおいて主導的かつ影響力のある発言者です。特にAppleは、デジタル経済が機能するより広範な環境において依然として重要なプレーヤーであり続けています」と、IAPPの社長兼CEOであるJ・トレバー・ヒューズ氏は述べています。「デジタル経済におけるプライバシーと信頼に関するこのイベントでの力強い対話に、クック氏が貢献してくれることを期待しています。」

ティム・クック氏以外にも、米国連邦取引委員会委員長のリナ・カーン氏、欧州委員会司法委員のディディエ・レインダース氏、マイクロソフト社長兼副会長のブラッド・スミス氏、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家で6回も選ばれたマルコム・グラッドウェル氏、アフガニスタン情報公開委員会元委員のザフラ・モサウィ氏、受賞歴のあるドキュメンタリー映画制作者、歴史家、作家、放送作家のデビッド・オルソガ氏が、今年のIAPPイベントで講演する予定です。

この対面イベントは4月11日から13日までワシントンDCで開催され、国際的なプライバシーとデータ保護の実践、ポリシー、戦略に焦点を当てます。

AppleのCEOであるティム・クック氏がこのようなイベントで講演するのは当然だが、昨年のCSAM、App Storeでの詐欺、さらにはプライバシーをめぐる広告主との争いといった論争のいくつかについて彼が言及するかどうかは不明だ。

ウクライナ戦争に伴い、最近9to5Macは「ロシア版Google」Yandexが数百万のiOSユーザーから収集したデータをロシアに送信していると報じた。

来週開催されるグローバル プライバシー サミットでのクック氏のスピーチは以下でご覧いただけます。

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