オーストラリアのApp Storeユーザーと開発者から本日、AppleがApp Storeで詐欺アプリを特集しているとの報告がありました。今回は「Slime Relaxations」という記事で、Appleは週10ドル以上のサブスクリプション制アプリを宣伝していますが、その多くは何も機能しません。

数か月前にEpic対Appleの訴訟が起こって以来、クパチーノの同社は、他の企業や開発者がiPhoneにアプリをサイドロードしたり、競合するアプリストアを持つことを許可するのは良くないと主張している。

しかし、App Storeで詐欺アプリが摘発されるようになるまで、それほど時間はかかりませんでした。2月には、ある開発者がApp Storeで複数の詐欺アプリを摘発し、その中には数百万ドルもの収益をもたらしたものもありました。

例えば、6月にワシントン・ポスト紙が報じたところによると、App Storeの売上上位アプリの約2%が詐欺アプリであるという。Appleのティム・クックCEOは、App Storeは「安全で信頼できる場所」だと述べてAppleを擁護した。

「私たちは、ユーザーがアプリを見つけるための安全で信頼できる場所を作り、開発者がアプリを開発、テストし、世界中のiPhoneユーザーに配布するための安全でサポートのある方法を提供する手段を作りたかったのです。

キュレーションは常にApp Storeの主要な特徴の一つであり、ユーザーにとっての価値の源泉となっています。私たちは、質の高いデパートをモデルに据えました。つまり、お客様が多様な選択肢を見つけられると同時に、そのセレクションが高品質で信頼性が高く、最新のものであると確信できる場所です。

しかし、Appleは詐欺アプリを承認しただけでなく、オーストラリアのApp Storeのストーリーで複数の詐欺アプリを宣伝しました。TwitterユーザーのBeau Nouvelle氏とSimeon氏が最初に指摘した「Jelly: Slime simulator, ASMR」というアプリは、週13ドルで課金されるものの、基本的に何もしません。

メディアがこのニュースを報道し始めてから、Apple はここに掲載されていた「スライム リラクゼーション」の特集記事を削除したようです。

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