公開買付アーカイブc

公開買付アーカイブc
公開買付アーカイブc

2014年10月の「株式公開買い付け」に関するある話

すべてのストーリーを見る

サイトのデフォルトロゴ画像
  • AAPL社
  • アップルウォッチ
  • インタビュー
  • CNBC
  • カール・アイカーン

アイカーン氏、インタビューでAAPLの自社株買い増額案を語り、企業価値を1兆ドルと評価(動画)

ジョーダン・カーンのアバター 2014年10月9日午後2時49分(太平洋標準時)

[youtube=https://www.youtube.com/watch?v=_AAM1P-kqFs&feature=youtu.be&list=PLDt0J62yU45s8IgsEx5xPHDIH78IczAxs]

本日早朝、Appleのティム・クックCEO宛てに公開書簡を発表し、自社株買いプログラムの拡充を改めて要請した著名投資家でApple株主のカール・アイカーン氏は、CNBCのインタビューに応じ、具体的な内容について議論した。アイカーン氏とその関係者は、Appleに対し、より大規模な自社株買いのための公開買付け(TOB)を求める提案だけでなく、アイカーン氏の他の予測や、Appleの株価は1株203ドルで取引されるべきだという発言についても言及した。この水準に達すると、同社の時価総額は1兆ドル前後となり、Appleが1兆ドルを超える最初の企業となるだろう。

アイカーン氏は書簡の中で、「2016年度と2017年度の成長予測は、2015年度の予想株価収益率19倍を十分に正当化するものであり、純現金と合わせてAppleの現在の株価は1株あたり203ドルとなる」と述べた。さらにアイカーン氏は、未発表の製品ラインについても大胆な予測を示しており、例えば4K対応のApple TVは2016年までに55インチと65インチのモデルが約1500ドルで発売されると主張している。また、アイカーン氏の予測には 、Appleの次期スマートウォッチ「Apple Watch」も織り込まれており、同氏は同製品の販売台数を「2015年度に2000万台、2016年度に4500万台、2017年度に7250万台」と予想している。

アップルは本日、アイカーン氏の書簡に対し速やかに回答し、自社株買いプログラムを毎年見直し、「すべての株主からの意見を考慮する」と述べた。