Twitterの編集ボタンは、ソーシャルネットワークで最も要望の多い新機能として、どの投票でも間違いなく上位にランクインするでしょう。しかし、CEOのジャック・ドーシー氏は、今年は実現しないと明言し、その理由を新しい動画Q&Aで説明しました。

ツイートを投稿して、文字通り数秒後にタイプミスやリンクの忘れ、その他のすぐに修正したい問題に気付いたことは、誰にでもあるでしょう。

この経験から、たとえ非常に限られた時間であっても、数え切れないほどの Twitter ユーザーが編集ボタンをリクエストするようになりました。

ドーシー氏によると、編集機能が最初から提供されていなかった理由は、単純な技術的な理由だったという。元々はSMSでツイートしていたため、一度テキストメッセージを送信すると、それを取り消す方法がなかったのだ。その理由はもはや過去の話に過ぎないが、同社は「あの雰囲気を残したい」と考えていたと彼は述べている。そして、それが何を意味するのかは、私たちにも分からない。

彼は、根本的な問題はリツイートにあると説明する。編集が許可されると、誰かがリツイートしたツイートを、投稿者が全く異なる内容に編集してしまう可能性がある。

この問題に対する一般的な解決策として、即時編集、つまり30秒から1分以内の編集のみを許可するという案が挙げられます。ドーシー氏によると、この方法は問題は少ないものの、ツイートの投稿をその時間だけ遅らせる必要があり、速報ニュースのように即時性が求められるサービスにとっては難しいでしょう。

それでも、これは克服できない問題ではないようです。例えば、ツイートはすぐに投稿されるものの、30秒間は編集時間を設け、その間はリツイートできないようにする、あるいはツイートが編集されたらリツイートを自動的に削除するといったことも可能です。

ドーシー氏は、今年この機能が登場することに対してきっぱりと「ノー」と言ったが、  The Verge が指摘しているように、後になって小さな希望の窓を開けておいた。

「つまり、これらすべてが検討事項です」とドーシーは言う。「しかし、おそらく実行に移すことはないでしょう。」

しかし、もう一度注意すべきは、彼の発言（「私たちはおそらく決してそれをしないだろう」）にはほんの少し曖昧さがあり、将来的に編集が可能になる可能性が残っているということです。

ドーシー氏は、あの切望される青いチェックマークのアカウント認証はまだ可能だと述べ、ユーザーに同社のプロダクトリーダーであるケイヴォン・ベイクプール氏にダイレクトメッセージを送るよう呼びかけ、一時は一部の人々を興奮させた。しかし、これはいたずらだったようで、ベイクプール氏は自身のTwitterプロフィールに大文字でこう書き込んでいた。

申し訳ありませんが、私は「認証の神」ではないので、あなたを認証することはできません。

Wiredがまとめた Q&A の全編は 以下からご覧いただけます。

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