
クアルコムは、両社間の訴訟の結果が出るまでアップルが同社へのロイヤルティ支払いをすべて停止したことを明らかにし、売上高と利益の予想を大幅に下方修正した。
クアルコムの法務顧問ドン・ローゼンバーグ氏は、この動きをアップルによる「世界的な攻撃」と表現し、アップルのサプライヤーがすでにロイヤリティの支払いを差し控えているという事実に言及しているようだ。
AppleはQualcommの貴重な知的財産の使用に対する対価の支払いを認めているにもかかわらず、依然として契約への干渉を続けています。Appleは契約条件を一方的に受け入れ不可能と宣言しました。これは、10年間にわたりiPhoneやセルラー対応iPadに適用されてきたものと同じ条件です。Appleが当事者ではないQualcommとの契約への干渉を続けることは不当であり、AppleによるQualcommへの世界的な攻撃の新たな一歩です。
ロイター通信は、このニュースを受けてクアルコムの株価が下落したと報じている。
同社は、今四半期の売上高予想を48億~56億ドルと発表しました。これは、従来予想の53億~61億ドルから下方修正されたものです。クアルコムの株価は市場前取引で4.3%下落し、50.91ドルとなりました。一方、アップルの株価は小幅上昇し、143.92ドルとなりました。
ティム・クック氏が最近説明したように、アップルは当初クアルコムを提訴し、自社が所有していない技術に対してロイヤルティ料を請求し、自社が所有する技術に対しては過剰請求していると主張していた。
彼らは、自分たちには全く関係のない技術に対してロイヤリティを請求することを主張していたため、私たちが Touch ID や高度なディスプレイ、カメラなどの独自の機能を革新すればするほど、Qualcomm が理由もなくより多くのお金を集めることになり、私たちの革新にかかるコストが高くなるという状況にありました。
同社はその後、同社に対する法的措置を拡大し、中国と英国の両方で追加の訴訟を起こした。
クアルコムが敗訴した場合の影響は大きいが、少なくとも、売り上げの半分から4分の3をアップルに依存している6社には含まれていないという事実は同社にとって慰めとなるだろう。
写真:ロイター/マイク・ブレイク
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