
ショッピング分析大手のカンター・ワールドパネルは、アップルのスマートフォンが2014年以来初めて中国都市部での市場シェアを低下させたと報告している。
「2014年8月以来初めて、2月までの3ヶ月間で中国の都市部におけるiOSのシェアは伸びませんでした」と、カンター・ワールドパネル・コムテック・アジアの戦略インサイト・ディレクター、タムシン・ティンプソン氏は述べています。「iOSは2015年2月から2016年2月の間に3.2パーセントポイント減少しました。」
カンターは、国内スマートフォンブランドの人気が高まっていることが、シェア低下の主な理由だと述べた。
Huaweiは、中国の都市部で販売されたスマートフォンの24.4%のシェアを獲得し、Appleの22.2%をわずかに上回り、スマートフォンブランドのリーダーボードでトップの座を奪還した。
新興の地元ブランドであるMeizuとOppoはともに前年比で力強い成長を示し、それぞれスマートフォン販売の約6%を占めた。
しかしカンターは、iPhone SEがこの落ち込みを反転させる可能性を秘めており、iPhoneを希望しながらも購入価格の高さに制約されてきたAndroidユーザーにとって魅力的な選択肢となると確信している。
また、特に中国では、主力のiPhoneの高額な価格を支払う余裕はないが、iPhone SEがAppleエコシステムへの第一歩となると考える潜在的な購入者が相当数いる。
SEの売れ行きについては、当初の報道がまちまちで、中国では新型4インチスマートフォンが人気だと報じる情報源もあれば、そうでない情報源もある。少なくとも米国では、Androidユーザーを惹きつけているようだ。
写真: チャンス・チャン/チャイナテック/ロイター
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