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Game Centerは開発者がチート行為者にレッドカードを出せるようにした

iOSゲームを真剣に開発し、Game Centerのリーダーボードでトップに立つほどの実績を持つプレイヤーにとって、リーダーボードハックで不正行為を働くプレイヤーを見るのは、確かに苛立たしいものです。これまで、開発者はAppleにこの問題への対応を依頼するしかありませんでしたが、iOS 7の新機能により、開発者自身が不正行為者と戦えるようになりました。開発者向けのこれらの新しい不正行為対策機能については以前もご紹介しましたが、本日Appleはアップデートで開発者に対し、偽スコアを削除し、既知の不正行為者を完全にブロックする機能が追加されたことを再確認しました。

Game Centerのすべてのリーダーボードで、上位100位のスコアとユーザー名を表示・管理できるようになりました。iTunes Connectにサインインして偽のスコアを削除したり、偽のスコアを投稿するプレイヤーをブロックしたりすることで、正当なプレイヤーを保護しましょう。また、同じ期間内のスコアとプレイヤーを復元することも可能です。

iOS 7では、リーダーボードのスパムをブロックするための新しい開発者ツールがいくつか導入されました。これには、現実的な最高スコアの設定や、署名のない投稿の拒否機能などが含まれます。今回の最新機能では、開発者がイベント後に偽のスコアを直接削除できるようになり、さらに一歩前進しました。Appleは今週、開発者向けドキュメントに、リーダーボードにおける不正行為の対策方法を具体的に記載しました。

App StoreまたはMac App Storeでアプリを公開すると、iTunes Connectからアプリのリーダーボードに投稿された30日間のスコアにアクセスできるようになります。プレイヤーが不正なスコアを生成できると判断した場合は、リーダーボードからそれらのスコアを削除したり、個々のプレイヤーによるスコア投稿をブロックしたりできます。アクティブなリーダーボードは、以下の手順で管理できます。

• 特定のリーダーボードまたはグループ化されたゲーム リーダーボードの上位 100 のスコアを表示します。
• リーダーボードから特定のリーダーボード スコアを削除します。
• 特定のスコアをリーダーボードに復元します。
• 特定のリーダーボードへのプレイヤーのスコア投稿をブロックします。これにより、リーダーボード上のそのプレイヤーのスコアがすべて削除されます。
• プレイヤーを復元し、ブロックされる前にプレイヤーが投稿した最新のスコアを復元します。

iTunes Connect は、確認のために 30 日間のリーダーボード エントリを維持します。30 日以上経過したスコアはリーダーボードから削除できません。また、削除されたスコアやブロックされたプレーヤーは、削除後 30 日以上は復元できません。

これを実行する手順については、Apple は開発者に、iTunes Connect 開発者ガイドの Game Center リーダーボード アクティビティの管理セクションを参照するように勧めています。