Samsung SmartThings は、昨年 Matter をリリースした後、スマートホーム標準のサポートを iOS アプリにまで拡大しています。

本日より、iOS向けSamsung SmartThingsアプリがアップデートされ、Matterに対応しました。この追加機能は今月初めのCES 2023で発表されており、昨年10月にAndroid向けSmartThingsアプリにMatterのサポートが追加されたことを受けてのものです。

iOSでの遅延はなぜでしょうか？以前のインタビューで、SamsungはSmartThingsアプリでのMatterサポートはiOS 16.1を条件としていました。Appleは10月にMatterサポートを含むiOS 16.1をリリースしましたが、その間にかなりの遅延があったのは明らかです。Samsungのサポートページでは、iOSでのMatterサポートにはiOS 16.2以降と、App Storeで現在入手可能なアプリバージョン1.6.94が必要だと説明されています。

AppleのHomeアプリはMatter製品をサポートしていますが、SmartThingsは複数のプラットフォームで動作するアプリの選択肢の一つとなります。Google HomeアプリはAndroidでは既にMatter製品をサポートしていますが、現時点ではiOSではサポートされていません。

Matterスマートホーム機器は現時点ではまだ市場投入の途上にあり、Eve、Nanoleaf、MerossなどのブランドがMatter対応製品を発売しています。SamsungもCESで「SmartThings Station」を発表しました。これはMatter製品のハブとして機能し、スマートフォンのワイヤレス充電器としても機能します。

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